


<姜沆先生の紹介>
韓国の儒学者(1567~1618)
豊臣秀吉の文禄・慶長の役のおり、大津(現大洲)藩主藤堂高虎の軍に捕らえられた、朝鮮の儒学者。伊予の大津(大洲)、京都の伏見に幽閉され、その間の生活を記録に書き記し、三年後帰国した姜沆は「看羊録」と名付けた記録を刊行した。
大津城(大洲)に捕虜となった姜沆は金山出石寺の快慶住職と交流を深め、次第に日本を理解していくようになったが、望郷の念にかられていた。慶長3年(1598)4月末、大津(大洲)から脱走して板橋(宇和島)に至った。
しかし渓谷を出たところで、検索中の藩の武士にとらわれ、引き回され、即刻打ち首になろうとしたが、まさに紙一重での姜沆の命は救われた。 伏見に移されてからの姜沆は、藤原惺窩、赤松広通などと交流し、儒教を教えた。姜沆の学識の偉大さを知った藤原惺窩は、感動し「日本、宗儒の義を唱ふる者、この書をもって原本とせよ」と書いた。
慶長5年(1600)4月2日先述した姜沆理解者たちの援助もあり、彼は公に伏見を去り、故国目指して旅立った。
<大洲市と姜沆先生に関する係り>
1972年発行「大洲市誌」(初版)「歴史」の中で「藤堂高虎」に出ている9行の記事。
1980年9月1日、朝日新聞文化欄に「韓日つないだ儒者姜沆の遺跡を探る」と題する国立光州博物館館長・李乙浩氏の文の中に「姜沆と共に捕虜としてこの地に幽囚となった多くの人々の孤魂を弔う記念碑もない」
1984年「看羊録」の原本コピーが大洲市に届く。(宇和町の中村泰町議が韓国訪問中に発見しコピーをしてもらう)
1989年2月23日NHKテレビ「ETV8」で放送された「儒者姜沆と日本」(45分間)
「姜沆記念碑を建てる会」(代表辛基秀氏)その場所を愛媛県大洲市の大洲城城跡と決定
1990年3月11日 「鴻儒姜沆顕彰碑」除幕式
韓国から国会議員2名を含む32名が参加。在日韓国人、文化人、桝田與一大洲市長を初め大洲市関係者合計160名が参加。
1991年4月15日「4/17春享祭」に参加する為、桝田與一大洲市長、大森副議長、久保田教育長が大洲より出発。
1991年5月霊光郡塩山面「睡隠姜沆先生渉乱事迹碑」桝田市長、議長を始め13名参加
1997年
-
大洲高等学校修学旅行で86名が日本へ儒学を伝えた姜沆について学びたいと計画し実現。
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大洲青年会議所(JC)➡韓国の霊光のJCから4名来訪➡大洲JC4名霊光へ
姉妹関係の締結に向けて
-
桝田市長を訪問団長として、片山教育長、大谷市議、森岡企画調整課国際交流係長等12名が参加。
その後、大森市長の時代に三回の訪韓。
2004年李洛淵(前韓国首相、次期大統領候補)氏が国会議員として、
2015年には知事として、大洲市を訪問。
<睡隠 姜沆先生プロジェクトの経緯>
2018年5月、佐藤信治郎を初め、姜龍熙、木戸京子の三人が歴史探訪の目的の為、姜沆を調べる為、大洲市の姜沆顕彰碑を訪ねる。
以降、看羊録の原版、解説本などを参考に、姜沆の足跡を訪ねる。大洲城、金山出石寺、肱川の足跡、宇和島(板島城)落書き後、処刑場、薬師谷渓谷を訪ねる。
2019年5月21日睡隠姜沆先生紀年事業会代表訪問団との対談
2019年6月8日睡隠姜沆先生慰霊祭(大洲市民会館)参加者120名
2019年6月19日から22日睡隠姜沆先生紀年事業会43名が来日
第一の目的は、韓国霊光郡の内山書院等、姜沆先生の事業を国指定の文化財にすること。第二の目的は、睡隠姜沆先生紀念館を作る為に、日本での資料収集。記念碑を韓国霊光郡に建設するために、資料を収集する事である。
第三の目的は姜沆先生の存在を知らしめる為の啓蒙活動である。
2019年6月19日東京の国立図書館での資料収集、姜沆先生の日本での足跡を訪ねて、
2019年6月20日京都では、シンポジュウムが龍谷大学で行われ、姜沆先生のゆかりのある霊光郡知事代理を初め、元霊光郡長、大学教授研究者、儒学者など、多数VIPが参加。
龍谷大学で行われた国際学術セミナーに佐藤信治郎PEACE ROAD ㏌ Ehime代表理事講師として出席。
2019年6月21日愛媛では大洲市で虜囚の身となられた姜沆先生の足跡を訪ねて、金山出石寺、薬師谷渓谷を訪問。迎えのセレモニーでは、大洲市職員も協力して頂いた。
※大洲市職員と話し合った結果、この度の主催者は一般社団法人PEACE ROAD in Ehimeで行ってほしいという意向を受ける。
2019年11月11日韓国霊光郡、「秋享祭」に佐藤信治郎PEACE ROAD ㏌ Ehime代表理事を始め5人が参加。国際学術セミナーに講師として出席。
2020年1月15日佐藤信治郎PEACE ROAD ㏌ Ehime代表理事、韓国大使館を訪問
姜大義睡隠姜沆先生紀年事業会事務局長と共に。(孫 基雄 参事官・財政経済官に説明)
同年 韓国文化院訪問。(黄 星雲 文化院長に説明)
2020年2月26日 大洲ロータリークラブ講演
2020年6月2日 NPO法人日韓友好プロジェクト設立準備会議
2020年6月26日 睡隠 姜沆先生慰霊祭(金山出石寺)
2020年8月26日 NPO法人・日韓友好プロジェクト愛設立準備世話人役員会
<大洲市と姜沆先生に関する係り>
1972年発行「大洲市誌」(初版)「歴史」の中で「藤堂高虎」に出ている9行の記事。
1980年9月1日、朝日新聞文化欄に「韓日つないだ儒者姜沆の遺跡を探る」と題する国立光州博物館館長・李乙浩氏の文の中に「姜沆と共に捕虜としてこの地に幽囚となった多くの人々の孤魂を弔う記念碑もない」
1984年「看羊録」の原本コピーが大洲市に届く。(宇和町の中村泰町議が韓国訪問中に発見しコピーをしてもらう)
1989年2月23日NHKテレビ「ETV8」で放送された「儒者姜沆と日本」(45分間)
「姜沆記念碑を建てる会」(代表辛基秀氏)その場所を愛媛県大洲市の大洲城城跡と決定
1990年3月11日 「鴻儒姜沆顕彰碑」除幕式
韓国から国会議員2名を含む32名が参加。在日韓国人、文化人、桝田與一大洲市長を初め大洲市関係者合計160名が参加。
1991年4月15日「4/17春享祭」に参加する為、桝田與一大洲市長、大森副議長、久保田教育長が大洲より出発。
1991年5月霊光郡塩山面「睡隠姜沆先生渉乱事迹碑」桝田市長、議長を始め13名参加
1997年
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大洲高等学校修学旅行で86名が日本へ儒学を伝えた姜沆について学びたいと計画し実現。
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大洲青年会議所(JC)➡韓国の霊光のJCから4名来訪➡大洲JC4名霊光へ
姉妹関係の締結に向けて
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桝田市長を訪問団長として、片山教育長、大谷市議、森岡企画調整課国際交流係長等12名が参加。
その後、大森市長の時代に三回の訪韓。
2004年李洛淵(前韓国首相、次期大統領候補)氏が国会議員として、
2015年には知事として、大洲市を訪問。
<意義>
日本と韓国は、一衣帯水の関係であり、しかし、近くて遠い国となっている。
民間からの行動で友好の道を開く。今から30年前は大洲市と韓国霊光郡はとても交流がされていたが、ここ10年間は交流が殆どされていない。一昨年2018年に姜沆先生没400年祭が昨年韓国で行われた。昨年2019年には、姜沆先生没後401年目にここ大洲市で慰霊祭が行われた。韓国から睡隠姜沆先姜紀年事業会の御一行43名が大洲市に来られたことなどの一連の行事を通して、日本と韓国の歴史的な和解の一つとなり、更に地方行政間でも今後の交流のきっかけなった。今年は、新型コロナウィルス感染所の影響で、小規模で、第二回姜沆先生慰霊祭を執り行えることになった。
<連絡先>
日韓友好プロジェクト愛 事務局
〒797-1601愛媛県大洲市河辺町植松446番地
代表理事 二宮千鶴子
事務局長 木戸京子 090-3786-0135

NPO法人・日韓友好プロジェクト愛 設立にあたり
<設立趣意>
2020年を迎えて、世界グローバル化時代、日本も海外交流においては、経済的に、或いは、文化的な面においても、ましてや、人類の恒久平和を願うならば、先ずは、多くの課題を抱えながらも隣国(韓国)との関係改善が何よりも重要な課題と考えます。
その中で、民間からの働きかけで少しでも前進できる取り組みをするべきであるということから、過去の歴史の中に解決を模索する。愛媛県、大洲に今から400年前に儒学者(後に徳川幕府に影響を与えた姜沆)足跡を刻んだ韓国人の業績を検証することを通して、未来に対して友好の心情が繋がることと思います。
更に、韓日交流の歴史を更に探求して、相互理解が必要であります。
歴史認識を論ずる前に、先ずは、歴史的事実を確認することが重要であり、完全に検証されることは、当時の資料だけでは不可能です。従って、たとえ、いかなる状況であるとしても、互いに許しあい、認めあい、未来志向に考える努力をする事が、解決するべき道が開かれる事を確信いたします。その為に、この度、多くの方の支援の中、NPO法人・日韓友好プロジェクト愛を設立する事になりました。
<NPO法人・日韓友好プロジェクト愛設立準備会>
2019年11月11日 姜沆先生紀念事業会招請・秋享祭・国際学術発表講演
2020年1月15日姜沆先生紀念事業会・韓国大使館、韓国文化院訪問
2020年2月26日大洲ロータリークラブ講演会
NPO法人準備会始動
世話人・佐藤信治郎、姜龍熙、木戸京子
ホンマルラジオでも放送・宣布
2020年8月26日世話人準備役員会 於大洲市民会館19:00から
<目的>
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日韓友好➡平和への道しるべ
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日韓両国の歴史的理解を探求➡相互理解
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日韓交流と共に大洲市と霊光郡との姉妹都市へ
<事業展開>
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日韓和合の為の文化・芸術交流を行う
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愛媛県、大洲に今から400年前に儒学者(後に徳川幕府に影響を与えた姜沆)足跡を刻んだ韓国人の業績を検証
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日韓和合平和記念館建設
<2020年事業計画>
2020年6月初め NPO法人設立準備会
2020年6月資料作成
2020年8月26日、NPO法人・日韓友好プロジェクト愛設立準備世話人会
2020年9月11日(金)19:00 NPO法人・日韓友好プロジェクト愛 設立総会
2020年10月24日(土)9:00 姜沆先生足跡を訪ねて(大洲市、宇和島市)15人
2020年12月19日韓友好文化交流クリスマスフェスティバル(会場未定)100人
※NPO法人・日韓友好プロジェクト愛設立報告会を
2021年3月5日(金)NPO法人・日韓友好プロジェクト愛役員会
2021年4月21日(水)19:00 第二回NPO法人・日韓友好プロジェクト愛設立
<役員>
代表理事 二宮千鶴子
副理事 佐藤信治郎
理事 押田憲一 神山諦典
顧問 韓 俊鉉(ハン シュンヒョン)
監事 後藤成子 真柄加恵
(事務局)
事務局長 木戸京子
会計及び広報担当 姜龍熙(カン ヨンヒ)
(社員)
※定款により、10名以上の社員を置く。

2020/8/26
NPO法人・日韓友好プロジェクト愛設立総会準備会
大洲市民会館


2020/9/11(金)
NPO法人
日韓友好プロジェクト愛
設立総会開催
大洲市民会館
参加者23名
滝口利浩PEACE ROAD in Ehime顧問を迎えて
<役員>
理事長に二宮千鶴子
副理事長に佐藤信治郎
理事に押田憲一大洲市議会議員
神山諦典金山出石寺住職
顧問 韓俊鉉
監事 真柄加恵、後藤成子




来賓挨拶
滝口利浩PEACE ROAD in Ehime顧問


