「姜沆の顕彰に感謝」 韓国知事が大洲訪問  2015年02月01日(日)

 

大洲市民会館内の姜沆の書の前で語り合う韓国·全羅南道の李洛淵知事(左)と清水裕大洲市長=31日午後

 

 

16世紀末に朝鮮半島から大洲へ連行された儒学者·姜沆(1567~1618年、ハンはさんずいに抗の右側)の縁で、韓国·全羅南道の李洛淵(イ·ナギョン)知事ら道職員5人が31日、愛媛県大洲市を訪れ、ゆかりの地を巡った。

 

姜沆は現在の全羅南道霊光郡出身。1597年、豊臣秀吉による「慶長の役」の際、当時大洲を治めていた藤堂高虎軍にとらわれ、大洲に一時幽閉された。京都に移り、後に「日本朱子学の祖」と言われた藤原惺窩(せいか)らに儒学を教えるなど、多大な影響を残し、1600年に帰国した。

 

李知事は姜沆と同じ霊光郡出身で、韓国の新聞社「東亜日報」で日本特派員を経験した後に政界に転じ、2004年、国会議員として大洲市を訪れた。29、30両日に東京で開かれた日韓知事会議を機に再来訪した。

 

一行は、大洲市大洲の市民会館前にある姜沆の顕彰碑や大洲城を見学。李知事は、姜沆について「日本への憎しみがあっただろう中で、学者として文化交流の役割を十分果たしており誇りに思う。今の世代への教訓だ」と話した。

2015年1月31日全羅南道の李洛淵知事(左)と清水裕大洲市長

韓国李洛淵前首相

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